桜色

昨日、近所の料理屋さんが、世界で五位と書いたけど、十位の間違いだった。まぁそれにしても、すごいに越したことはない。
いつの間にやら、すごいことになっていたんだな。

森の中の昔貯水地になっていた池の水が、少し溜まると、抜かれるようになったんだけど、錦鯉と真っ白い鯉がいて、いつもどうしているか気になる。
今日は、少したまったところに二ついるのが見えた。遠いのでなかなか写真は難しいけど撮ってみた。分からないだろうな。分からないね。でも、水が澄んできたのはわかるかな。f:id:e-naka:20181216005416j:plain


鯉二つ冷たき池に寄りており

少しでも深みを選ぶ鯉哀れ

鯉二つ放ちし人はいま何処

寒き日に桜色の石届きたり

蓋開けて純白の光雪のごと

木枯しにふいに怯える心地あり

いのちかな寒椿の赤眩しけり

先思う心怖れて冬歩む

地の中で育ちし神秘冬の石

悠久を想わせ冬に来し石よ