鶴の家

リンク先、行けたけど何度見ても間違ってないから削除されたかな。

 

確かに、核保有国、核を保有しようとしている国もある。

でも、この橋渡し役になるからっていうのは、言い訳。

とにかく核兵器禁止条約には率先して署名すべきだと思う。  

安房直子さんの名作「鶴の家」はロシア人の詩人が広島の原水爆禁止大会に来て書いた「鶴」(ロシアでメロディがついた)に触発されたのじゃないかと勝手に思います。

違うかもしれないけど、あの優しくひたすら悲しい「復讐譚」は凄みがある。

青いお皿に一人また一人と増える鶴の絵。一族の男子が戦死する度増えたもの。青い皿が割れ描かれていた鶴達が大空へ飛び立って行く、というエンディングはその静けさの為か心へ深く深く入って来る。最後に残された女の子一人が嫁ぐ日の前のこと。

彼女だけ残されてひとりぼっちになっていくのも寂しくてたまらなかった。

 

原発も早くなくなってほしい。アインシュタインが悩んだっていうのはわかる。発明してしまった人は苦しむだろう。

犠牲者を思うとそれも仕方ないと思えるけど。

 

吾のなかに細き声響く炎暑かな(丸山美樹

合掌。