緑の瞳
昨日は、名古屋に行ったけど、前の日良く眠れなかったので。
とっても面白い講義でした。先生は、お忙しいみたいだけど、そんな素振りはまったくなくて「般若心経」についてお話して下さった。父が「心経はええことが書いてあるで詠めよ」と言ってたので、今回の講義で楽しみにしてた回だった。行けてよかった。
父が言っていた所は漢字変換できないけど、「ぎゃー諦ぎゃー諦 波羅ぎゃー諦 波羅僧ぎゃー諦」っていうところだった。「行くことにおいて 行くことにおいて」って言ってた。そこは「行こう、行こう、彼岸へ行こう」っていう事みたいで、そんなに違ってなかったかな、と思った。英語では「ゴーゴー レッツゴー パラダイス」っていうような事らしくて例えが面白かった。先生が会いに行った偉いお坊さんが「今から私が言うのは、半分ウソで半分作り事ですよ」って言われて先生もびっくりされたけど、そうしたらそのお坊さんが「だって、私は釈迦に会ったことも、話を直接聞いたわけでもないから」と言われ、なるほどと思われたそうだ。そういえば、そうだな(笑)
「呪」というのはいわゆる私の知ってる「呪」ではなくて、「大事な言葉」というような意味らしい。
無苦集滅道 無智ヤク無得 以無所得故
ここのところが先生もなかなか上手に言い表せない。みなさんで考えてください。とおっしゃった。
苦しみを知り
苦しみの原因を知り
苦しみをなくす
そのために正しい道を行く
こだわりのない心で
と書いてあった。
どうなんだろう。
でも、すごいなぁって思った。釈迦もソクラテスも文字に書くということをしなかったので、五百羅漢と言われる弟子たちがみんなで、お釈迦さまの言われたことを完結にまとめたものらしい。
もうひとつ有名なのは、法華経らしいが、オペラみたいに寓話を作って具体的に教えを説くものだって。すごく多いみたいだから。私の手に負えるものじゃないな、と思う。
今回の教材にはコスモスがあった。また、じっくり読んでみようと思います。
帰って来て、昨日はロクマンの日だった。
アジア圏のロックだったけど、とても良かった。中国のバンドが一番よかったな。
タイや韓国、台湾・・・みんな、西洋音楽が日本と同じように入ってて、同じように進行しているんだなぁって思えてよかった。言葉は違うけど、何かを訴えているっていう感じがわかって、聴き入ってしまうものもあった。
中国には、まだまだいっぱいバンドがいるらしい。他の国もだけど。
その話を聞いてて、前に中国の辺境のすごく高い場所。他の場所と隔離されたような所のことを思い出した、色々あったけど、一番そこで印象的だったのは、「緑色」の瞳のとても美しい女性が何人かおられたことだった。
東洋人とも西洋人とも言い切れない。まつ毛が濃くて目を縁取っているみたいで、すごく魅惑的だった。不思議だな・・・・・・。中国や南米なんかも、あと、インドもだけど広大な場所には、まだまだわからない。色んな人達がいるんだろう、と思う。私は、日本に生まれて、食べる事には今の所なんとかなっているからいいけど、世界も見ると戦火に巻き込まれてる人もいるし、それに、温暖化も酷いので、文化というのが発達している国にいるものが、環境を悪くしないように、地球を大事に、戦争しないように、一緒に考えていくのが大事だと思う。
私は、困難を極めると宗教も絶対的な「神」という存在が必要になって、それを信じることでやっと生きられるのかもしれないと思う。また、「神」かどうかはわからないけど、「何かがある」という気もしないではない・・・からな・・・。
昨日の教材の最初には「空」と大きく書かれ、もう少し小さい文字で「無常」と「無我」と書いてあった。
「じぶん」から少しでも離れられたら「楽」なのにな、と思う。
「良いことをして、悪いことはしない」簡単だけど、できないこと。
仏凡同居・・・なのだそうだ。その通りだと思える。
人は業が深い。ねうねうたちを見ててもそう思うな。
自分はちっぽけだなぁって思えたです。凡人中の凡人だと思い知る感じでした。
また、でも、考えたいし、書けるものなら書きたいと思った。
樹木希林さんが亡くなった。三井さんがおっしゃってた「生きてても死んでも同じやと思うよ。死んだかて、楽しい日や苦しい日があると思うよ」と同じようなことを言われてたらしい。すごいな。あと「執着しない」っていうのも。昨日、先生の講義でも言われてて、ああ、そうだな、執着っていうのは、しないでおきたいけど、しちゃうな、と思った。ただ、知ってると知らないとでは違うので。心したいが・・・難しいです。
コスモスが撮りたいけど、なかなか今年はコスモスもそこらには咲いてないです。
ここ3日くらいの写真はまだ未入力。小さな花が咲き始めたので、そこに止まったヤマトシジミのメスを置いていきます。
時沈み夜霧に煙る日のつづく
寝付き悪し涼しくなれど夢も見ず
星月夜果てを想いし彼もまた
小さき生汝はなぜ咲くや秋知れず
名月やいつも一番君の唄
説く君の姿吾に映るうつくしき