残暑

今夜のロクマンは、おしゃれなロックで漫遊記。

 

おしゃれっぽい音楽ってどっか、ジャズの要素が入っているような、コードメジャー7が入ってる感じ。ナビさんもおっしゃってたけど。

風がすーっと通っていくような音楽だった。

 

しかし、今日も暑かった。

スマホを届けて下さった佐川の方も「この蒸し暑さは苦しいです」と本当に苦しそうで気の毒だった。という私もへたばってます。

もう一回、ヤマトシジミの綺麗なとこを撮りたいんだけど、交尾の季節になっててすぐにオスが追っかけてくるので(ちょうちょの世界も同じかな・・・笑)なかなかじっとしてないし、第一、見つからない。

 

暑かったので、また、明日と思った。山で赤いきのこを見つけて写真に撮ったけど、まだ入力前です。

 

いくつか置いていきたいです。

ああ・・・父を思い出すなぁ。

なかなかきのこの城がわからないので、同僚と行っても、見つけてもらって分けてもらって、ということが多かったから、父は私と行くのが一番楽しかったんじゃないかと思う。

 

梨やリンゴやゆで卵、お酒をちょっと。おにぎり。お茶。何かを持って、一緒にあちこち歩いた。すごく面白かったな。学校があっても「そんなもん、休んじまえ」と親らしからぬことを言って、体育祭なんかは本当に休んで一緒に行った。

 

みんなが山に入るので、今みたいにクマやイノシシの心配もしないでよかったし、枯れた木の匂いや、山のきのこの菌類の匂い。懐かしいな。

一回、子供の頃、みんなできのこを採りに行って迷ってしまったことがあった。山の中をさんざん歩き回って、「いくち」ばっかり採って。今は「いくち」も人気だけど、あの頃は「いくちなんか」って、捨てちゃうこともあった。もったいない。

散々迷って、夕方暗くなる頃、梨がねの近所に出ることができた。

夕闇の中、遠くに民家の灯りを見つけたときは、みんな「わーー」って言ったなぁ。走って大慌てで帰った。

洋子ちゃんの家では、次の日母が「いくちばっかだったの」と言ったら、おばさんが「洋子が採ってきたやつやで、味噌汁に入れて食べたよ」と言った。洋子ちゃんをすごく可愛がっておられたのに、洋子ちゃんは30代の初めに亡くなった。

可哀想だった。おじさんに出会ったら涙が出た。そしたらおばさんが「お父ちゃん、泣いちゃあかん」って言われた。私は泣いてもいいと思ったけど、強いおばさんだった。

今は、お二人とも洋子ちゃんの所へ旅立たれた。ここから引っ越さなければ、よかったのに、と思うことがある。

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亡き友を思い出させるきのこ採り

 

父と行く野辺の香りや秋近し

 

ロクマンも秋の気配の言多し

 

懐かしき歌の聴こゆる秋ラジオ