秋の蛾

昨日より暑かったけど、朝夕は涼しい。少し暖かくしているように、心がけている。

今日は、どう森で虫とり大会だった。そんなことしかできない。みんな忘れられるのはいいけど、忘れすぎて大切なことが過ぎていく。まぁ、何にしろ体が低調なので、気をつけないと、と思う。

 

毎日、海外ニュースを観てるけど、フランスは面白い。トランプ米大統領イスラエルの首都を「エルサレム」に移した時は、キャスターが「トランプ大統領が唖然とすることを言い出しました」とか、イタリアの橋が崩れたこの頃、フランスでも老朽化している各地の修繕するといい橋の紹介で、地元の人が「古いですし、何と言いますが一目を引きます」と言われたのに、笑ってしまった。お国柄というのは出るものでイギリスは始まる時の音楽がいいと思う。欧州はおしゃれな感じがするし、EUは何だか羨ましい。韓国のムンジェイン大統領が頑張っていられる。いつか、北東アジアもEUのように、一つの連帯した一塊になるといいのに、と思う。各国のやり方を尊重しつつ、助け合えるところは助け合い、大国に対峙していけるといいような気がする。文大統領もそう願っておられるような事をいつか聞いた気がする。アジアの中で孤立しないように。ああ、でも、拉致被害者の方々が解放されるといい。なかなかむずかしい所。安田さんもまだ解放されない。どうなっているか、すごく気になる毎日です。

 

兄はお経というか、組の方々が来られる「念仏」で一人大きな声を出していた。そういうところに頓着せず、想いを込める人だった。兄らしい。大きな声で何が悪い、というのでもなく・・・ただ一心だった。不器用な人だったけど、純粋だったなぁと思い出す。

 

火星はどうなったかな。この写真は花火の日。

森に白い羽を緑に染めて葉っぱにじっとしている蛾がいた。(写真は明日)

ヤマトシジミ、まだ、きれいのは見つからない。でもシジミチョウが増えてきたのでうれしい。

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森の蛾の命の果てか秋寂し

 

念仏を唱えし兄逝く秋の空

 

夏行くや美しき火星ともに連れ

 

秋の蛾の何に耐えしか動かざり

 

宝石はすべて捨て来し遠き秋

 

盆過ぎて鳥のうた山に帰り来ぬ

 

読む力甦えざらぬ秋来ても

 

 

兄は、今を見たらどう思うだろう。